NO.8-201
   アシナガバチの仲間   セグロアシナガバチ
 概 要
 1  科名  蜂の仲間
 2  分類(属名など)  アシナガバチ亜科
 3  見られる季節  7月〜10月
 4  幼虫の食草など  
 5  越冬形態  
 スズメバチ科アシナガバチ亜科に属する大型のアシナガバチ。

 背中が黒いことがキアシナガバチと異なる。
 他にも、セグロアシナガバチの触覚は黄色、一方キアシナガバチの触覚は
 先端1/3程が黄色。
 触覚の色はオスとメスで異なるようなので、参考程度。
 オスの触覚は先端までほぼ黒い。

 アシナガバチの中では大型で、攻撃性もある。
 コアシナガバチの巣は一方向に拡張していくが、セグロアシナガバチは
 ほぼ4方向に拡張していく。

 都市部でも見られる筈だが、何故か東京近郊であまり見かけることは
 無い。 
 子供の頃、民家の軒下や、山間部では石垣の石と石の間の空間などでも
 見かけたと思うが、その頃キアシナガバチとの区別はしていなかった。




<付録> 見分け方など
「比較」 
セグロアシナガバチは、背中が黒い。

キアシナガバチは、背中に黄色の紋がある。
 セグロアシナガバチの場合は、中ヌキの紋になる。
セグロアシナガバチ キアシナガバチ
「メス」

 撮影記録
 2021年 6月 21日

近所にて。

ヤブカラシで吸蜜

 2019年 7月 13日

近所にて。

背中が見えませんが、多分セグロアシナガバチでしょう。

 2018年 8月 18日

静岡県 「桶ヶ谷沼」入り口のビジターセンター周辺にて。

トンボの写真を撮りに行った際、ヤブカラシで見かけました。
 2018年 8月 18日

同上。
 2018年 8月 18日

同上。
 2022年 9月 4日

久しぶりに近所でセグロアシナガバチを見かけた。
 2022年 9月 4日

同上。

画像を見返してみると、いつもヤブカラシで吸蜜している。