NO.4-121
   タテハチョウ亜科    シータテハ
 概 要
 1  科名  タテハチョウ科
 2  分類(属名など)  タテハチョウ亜科
 3  見られる季節  7月〜10月
 4  幼虫の食草など  
 5  越冬形態  成虫で越冬
 涼しいところを好むため、夏場、2,000m前後の高原で見られます。

 キタテハなどとも似ていますが、後ろ羽の中央にある「C」マークが
 一番の特徴です。
 とはいっても、「C」マークと「L」マークは良く似ていますね。
 エルタテハに似ているが、後ろ羽表面の白い模様の有無で何とか区別で
 きそうです。

 夏型と秋型(春まで)があり、夏型より秋型の方が赤みが濃い。
 成虫で越冬とのことですが、今のところ、春先には出会っていない。

 キタテハ、シータテハ、エルタテハ、ヒオドシチョウなどは大変良く似て
 いるので、識別には羽の表と裏の両方が欲しいところです。


<付録> 見分け方など
「オスとメス」 
 オス・メスの区別は、私にはできません。
「シータテハとエルタテハの比較」
エルタテハには、羽の前寄り・先端近くに白い紋がある。
シータテハ エルタテハ

 撮影記録
 
 2012年 7月 29日

ヒョウモンチョウ類、エルタテハ、シータテハなど、高原の蝶が多数見られました。
 
 2019年 8月 25日

入笠山で久しぶりにシータテハに出会えました。
 
 2019年 8月 25日

入笠山で久しぶりにシータテハに出会えました。
(上と同じ個体)
 2010年 8月 27日 

2010年夏休みの終わり頃、入笠山で初めてシータテハに出会いました。

 
 2010年 8月 27日 

長年の夢が叶ってやっと出会えたシータテハで、かなり長時間被写体になってくれました。
初めての出会いだったため、夢中で撮り続けました。

 
 2011年 8月 28日 

8月の終わり頃のため、ミドリヒョウモンが多数見られました。
その中に混じって、シータテハ、クジャクチョウが見られました。

 
 2023年 9月 13日 

絶対数が少ないようで、なかなか出会えないシータテハです。
久しぶりに再開できて、一安心です。