NO.7-307
   トンボの仲間    ショウジョウトンボ
 概 要
 1  科名  不均翅亜目
 (トンボ亜目)
 2  分類(属名など)  
 3  見られる季節  5月〜8月
 4  幼虫の食草など  
 5  越冬形態  
 名前の通り、オスは真っ赤になり、「猩々」の赤さを連想させる中型の
 トンボ。

 羽化して間がないオスや成虫のメスは、黄色っぽい色をしており、
 枯れ草などに紛れて発見は難しい。

 羽の付け根部分が黄色っぽい。
 この部分は、成熟したオスではかなり橙色に見える。

 良く似たトンボにネキトンボがいます。
 ショウジョウトンボのオスは、足を含めた全身が赤くなるので、
 区別できることもある。


<付録> 見分け方など
「オス」 
羽化して間が無い頃のオスは黄色っぽいので、尾の先の形を良く観察した方が良い。
ネキトンボ
@ ネキトンボは、前羽基部の黄色の範囲がショウジョウトンボより広い。

A ネキトンボのアシは黒く、ショウジョウトンボの足は赤い。
オス

 撮影記録
 2018年 5月 24日

多摩動物公園の池にて。

 2010年 6月 6日

尾の先の様子から、メスのようです。

 2014年 6月 14日

大変分かりにくいですが、羽化した直後のショウジョウトンボのオスだと
思います。

 2011年 6月 28日

近所の湿地帯周辺にて。

既に真っ赤に成熟したオスがいました。
 2017年 7月 9日

近所の公園の池にて。

この年は梅雨でも雨が少なく暑い日が続いており、
ショウジョウトンボが一気に発生していました。
 2007年 8月 19日

成熟したオス。

顔面が真っ赤、胸部には黒線が無い。
足が赤い。
 2010年 8月 26日

草原に潜むショウジョウトンボのメスでしょうか?

このアングルしか無いので、はっきりしません。
 2008年 9月 14日

宮ヶ瀬ダムの草原にて。

メスは黄褐色で草原の色に溶け込むので、発見しにくい。