NO.8-607
   寄生バチの仲間   コモンツチバチ
 概 要
 1  科名  蜂の仲間
 2  分類(属名など)  ツチバチ科
 3  見られる季節  5月〜10月
 4  幼虫の食草など  
 5  越冬形態  
 土の中のコガネムシの幼虫に自分の卵を産み付ける寄生蜂です。

 名前の通り、体長はオオモンツチバチよりも小さい。
 コモンツチバチの体長は2cm弱と思われるが、大きさでツチバチの名前を
 特定することは難しい。

 ・ オオモンツチバチと似ている。
 ・ オスとメスで紋の形状が少し異る。
 ・ また、オスとメスで触角の長さも異なる。

<付録> 見分け方など
「オスの背中」 
B コモンツチバチの背中は黒い。オオモンツチバチ、ヒメハラナガツチバチは
  黄色の紋がある。
コモンツチバチの
オス
背中のサンプル 背中のサンプルは、ヒメハラナガツチバチのオス。
「オスとメス」
@ オスの触角は長く、メスの触角は短い。
A メスの場合は、雲形になり中央が完全に切れる
オス メス

 撮影記録
 2018年 6月 13日

触角が長い。
腹部の紋が、毛の束だけでなく黄色の紋があるように見える。
背中の黄色の紋が無い。

大変判りにくいのですが、以上のことから、コモンツチバチのオスと
しました。(正解率は 50% ぐらいかな)
 2019年 7月 10日

出会うのはいつもメスが多いです。
 2017年 7月 29日

メスかな!