NO.8-604
   寄生バチの仲間   オオハラナガツチバチ [ 暫定 ]
 概 要
 1  科名  蜂の仲間
 2  分類(属名など)  ツチバチ科
 3  見られる季節  5月〜10月
 4  幼虫の食草など  
 5  越冬形態  
 土の中のコガネムシの幼虫に自分の卵を産み付ける寄生蜂です。

 体長は大きく、オスは約2cm、メスは約 3cmと大型のツチバチです。

 胸部、腹部の毛は他のハラナガツチバチほど多くない。
 その分、肩や腹部の紋がはっきり見える。
 メスの帯紋は3本で、他のハラナガツチバチとは本数が異なる。

 今のところ、該当するツチバチには出会っていない。

 ***** ハラナガツチバチ類の一般知識(個人的な私見)  *****)
 1. オスは触角が長く、メスの触角の2倍ぐらいある。
 2. 体長はオスよりメスのほうが大きい(長い)。
 3. オスは腹部に帯紋と毛帯があり、メスは帯紋ははっきりせず毛帯(毛束)が
   発達(多い)している。



 4. 帯紋の本数など 
     
 名前  オス 体長(約)   メス 体長(約) 
 ハラナガツチバチ  4,5 20mm   4 30mm
 キンケハラナガツチバチ  4 20mm   4  25mm
  ヒメハラナガツチバチ  4,5 15mm   4  20mm
 オオハラナガツチバチ  5 20mm   3  30mm





<付録> 見分け方など
「オス」 
「メス」

 撮影記録
 2023年 9月 11日

オトコエシの花で吸蜜するオオハラナガツチバチ。

腹部の帯紋が4本に見えるが、5本目は消えかかっていることにして、オオハラナガツチバチとする。
 
 2021年 9月 13日

オスですが、体長があまりにも大きかったので、オオハラナガツチバチとした。
色、紋など全体的な雰囲気は、ヒメハラナガツチバチと極似。
 
 2021年 9月 13日

同上個体。