NO.204
   トンボの仲間    ホンサナエ
 概 要
 1  科名  不均翅亜目
 (トンボ亜目)
 2  分類(属名など)  サナエトンボ科
 3  見られる季節  4月〜5月
 4  幼虫の食草など  
 5  越冬形態  
 数は少ないが、「ホンサナエ」の名前はサナエトンボ科の
 本家みたいに感じる。
 サナエトンボの中では、「ずんぐり」・「がっちり」した感じの
 中型サイズのトンボ。

 水質のきれいな渓流沿いに生息していると思われるが、
 適した環境が少なくなり、個体数はすっかり減少している模様。
 縁紋は、透明に近い薄い茶色。
 肩のところの黄色の紋が、「Z 型」になっている。

 4月頃最初に見られるサナエトンボ科の一つ。
 活動期間が短いようで、5月のゴールデン・ウィーク前後の約1ヶ月間に
 集中して見かける。
 特にメスには稀にしか出会えていない。



<付録> 見分け方など
「比較」 
「オスとメス」

 撮影記録
 2024年 4月 24日

八王子市郊外の渓流地区。

オスです。

地球温暖化の影響だろうか、4月に多数見かけようになった。
 2018年 4月 30日

八王子市郊外の渓流地区。

オスです。
 2018年 4月 30日

同上、同一個体。
 2018年 4月 30日

近所の清流にて。
 2018年 5月 5日

八王子市郊外の渓流地区。
 2018年 5月 5日

八王子市郊外の渓流地区。
 2022年 5月 11日

裏高尾入口付近。

今年もたくさんのホンサナエに出会いました。
しかし、いつもオスです。
 2020年 5月 15日

高尾山ふもとの清流。
 2020年 5月 15日

八王子市郊外の渓流地区。

珍しくメスに出会いました。