■ 「詐欺サイトへの誘導に」注意
【 1-概要 (前置き) 】
 ブラウザ(IE,Edgeなど)でインターネットを閲覧していると、突然以下のようなメッセージが表示されることがある。

  「Windowsセキュリティシステムが破損しています  .....

  

                  
                      日本語としては意味が解らない。

これは、危険なソフトウェアをインストール(ダウンロード)させる悪質なサイトです。
残り時間などを表示させて操作をあおる処置がとられているが、慌てないで冷静な対応をすることが必要です。

対応の基本は、
1. 誘導されないこと。
 「ok」や「ダウンロード」などのボタンは、絶対に押さないこと。
  ポップアップに表示されている「 」も押さないほうが良いだろう。
  2018年12月現在では「」を押しても問題はなかったが、この種の悪質なサイトは日々進化するので、
  今後 「 」にも何かを仕込まれる可能性があります。

  → 不正なウインドウ画面には一切触らないで、無視すること。
    タスクマネージャーから、不正なウインドウ画面を終了させる。
    自分自身で起動している必要なものを保存終了し、PCをシャットダウンする。

   * タスクマネージャーの起動方法
    1. 「Ctrl」キー と「Shift」キーを押しながら、「Esc」キーを押すと、タスクマネージャーが起動できる。

    2. Windows 10のスタートメニューから起動する。

    3. タスクバーをマウスの右ボタンでクリックし、タスクマネージャーを起動する。

    


    

 
 ★ 似たようなもので、過去に以下のようなものを経験した。

  1. 「おめでとうございます
     Google の 〜〜 に当選しました。 OKをクリックして景品をお受け取りください。」

  2. 「ダウンロードが必要です
     お使いのPCはとても損傷しています」

    



  3. 「あなたのWindows10はウィルスに感染しています」

    




   4. 「Windowsに重大な通知があります。」

    
    5. Windowsが古くなっていると偽り、不正なソフトを有償でインストールさせようと、誘導する。
     
 
  ★ 古い(2017年)ものですが、2019年末に以下の詐欺が発生した。
    
    
  相手にしないで、とりあえずPCのネットケーブルを外しPCの電源を切ろう。

 マイクロソフトの参考情報はここ。
 
 【 Microsoft Safety Scanner 】
1. 心配な場合は、Microsoft Safety Scannerでチェックする。以下のサイトからダウンロード実行できます。
 
  10日間だけ使用でき、その後は再びダウンロード(最新のものを)するとか。

  1-1 下記のサイトにアクセスする。
     https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/tools/mss.aspx
    https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/security/threat-protection/intelligence/safety-scanner-download 

  1-2 Microsoft Safety Scanner のダウンロードをクリックする。

  1-3 ツール Microsoft Safety Scanner (64 ビット) のダウンロードをします。

  1-4 ダウンロードしたファイル(msert.exe)を起動する。
       

  1-5 使用許諾契約に同意して、次に進む。
     

  1-6 スキャンの種類を選択して、実行する。
        

        


  1-7 結果レポートが報告される。
     

2. 常時監視にはWindows10では、Windows Defenderがあります。
  Windows10には、Windows Defenderが組み込まれているため、Microsoft Security Essentials (Windows 7用) を使う必要はありません。