NO.4-214
   ヒョウモンチョウ属    ミドリヒョウモン
 概 要
 1  科名  タテハチョウ科
 2  分類(属名など)  ヒョウモンチョウ属
 3  見られる季節  6月〜10月
(7,8月は休眠)
 4  幼虫の食草など  スミレなど
 5  越冬形態  幼虫か?
 タテハチョウ科ヒョウモンチョウの1つで、1,000m以上の高原で良く
 見られます。
 9月後半ぐらいになると、僅かですが500m以下の低地にも現れます。
 ヒョウモンチョウの中では最も数が多く、毎年多数の個体に出会うことが
 できます。

 オスとメスで模様は似ていますが、オスは黄橙色が濃く、メスは黄緑色
 に近い暗い色をしています。
 また、メスは前羽の先端付近に、やや白い模様が現れる。

 ミドリヒョウモンは、後羽根裏面の3本の白い縞模様が目印になります。
 裏面の地肌が緑色に見えることが、ミドリヒョウモンの名前の由来。

 オスの前羽表面は、3本の太い性標線とやや細い1本の線(一番前)があり、
 計4本と言うことになります。



<付録> 見分け方など
「オスとメス」 
 ミドリヒョウモンは最も良く出会うヒョウモンチョウですが、自分にとって
 交尾中の写真は珍しい。(右がオス)
 [裏面]
1. メスは前羽先端に白三角形がある。
2. オスよりメスの方が黒模様がはっきりする。
3. メスの後ろ羽は、やや緑色に見える。
「ミドリヒョウモンの
羽(表面)」
1. オスの性標線は4本で、メスグロヒョウモンのオスと似ている。
2. 前羽前縁、内側の3本の線がはっきりしている。メスグロヒョウモンは
  不鮮明。
3. 後羽カラス模様の内側に、もう一つ紋がある。
  この紋はメスグロヒョウモンには無い。
  (前羽と重なっていると見えにくい場所)

「ヒョウモンチョウのオスの見分け方」は、「ウラギンスジヒョウモン」のページにあります
ミドリヒョウモンのオス ミドリヒョウモンのオス 

メスグロヒョウモン 
   
     
  1. オスよりもさらに鮮明な模様がある。 (黄色丸の所)
2. 前羽にオスには無い模様がある。 (赤丸・青丸の所)
3. 緑丸の紋がメスグロヒョウモンは小さいが。ミドリヒョウモンは大きめ。 (オス・メス共通)
4. 後羽カラス模様の内側に、もう一つ紋がある。 (オス・メス共通)
ミドリヒョウモンのメス   

 撮影記録
 2009年 6月 20日 

ミドリヒョウモンは数が多いが、流石に6月に見かける頻度は少ない。

高地ではまだ飛んでいない時期だが、標高500m以下の長池公園で見られた。
低地では7〜8月全く見かけないので、夏眠しているのかそれとも高地に移動するのか...
 
  2018年 7月 15日  [拡大]

入笠山 登山道の途中で多数見かけました。

頂上付近は、なぜかギンボシヒョウモンが多かった。
住み分けているのかな ?


 2011年 7月 17日 

ヒヨドリバナで、アサギマダラと一緒に吸蜜するミドリヒョウモンのオス。

この時期になると、高地でも多く見られるようになります。
(入笠山にて)
 
 2015年 7月 26日 

クガイソウで仲良く吸蜜する2頭のオス。(入笠山にて)

 
  2012年 7月 29日

この日も入笠山に蝶撮りに出かけました。
一番多かったのが、ミドリヒョウモンです。
     
左がオス、右の黒っぽい方がメスです。
 
  2012年 7月 29日  [拡大]

同上。

左がメスです。
 
  2012年 7月 29日  [拡大]

ミドリヒョウモンのオスです。
 
  2011年 8月 28日  [拡大]

ミドリヒョウモンのメスです。

入笠山にて。
 
 2010年 9月 11日

田貫湖でオスが多数見られました。

この日は、アサマイチモンジや多数のサカハチョウも見られました。

 
 2008年 9月 13日

画像はメス(雌)です。
都市周辺に近い郊外で見られました。   
 
ミドリヒョウモンは高地で多く見られますが、9月中旬ぐらいになると気温が下がってくるので、低地でも見られます。